「長崎からすみ」が地理的表示保護制度(GI)に登録されました!
※登録生産者組合:弊社加入組合「長崎からすみの会」
※「地理的表示保護制度」とは、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。※ 農林水産大臣が登録
□からすみは長崎の特産品であると国に認めて頂いた!
農林水産省の登録の公示から重要な部分を一部転載
■ 特定農林水産物等の生産の方法
(1) 原料及び製造 原料は
ボラの卵巣のみとし、生産地内で製造する。
(2) 加工方法 調味料には、
酒類等を使用せず塩のみを用い、ボラの卵巣を塩または塩水により塩漬けする。塩漬け後、塩分が高くなりすぎた場合は塩抜きを行い、塩加減を調整した後、時間をかけゆっくりと乾燥させることで旨味に関わる成分を濃縮させながら形を整える。 なお、塩加減、乾燥の程度及び仕上がりのタイミングは、熟練の技術により視覚や手の感覚を頼りに官能的に判断し、整形は手作業にて行い、乾燥工程における拭き取り時にも
油脂や酒類などの副材料を使用しない。
■ 特定農林水産物等の特性が確立したものであることの理由
「長崎からすみ」は、江戸時代に将軍家へ約150年にわたり献上されてきた歴史を持ち、明治維新以降、徐々に需要が高まったことから、長崎県内で「からすみ」の製造・販売を行う事業者も次第に増加した。 「からすみ」の名称は、一説には形が唐(中国)の墨に似ていることから付けられたとされており、江戸時代から「肥前野母のからすみ」と呼ばれていたが、少なくとも昭和初期には「長崎からすみ」との名称が使われ始め、現在は長崎の伝統食品として広く認知されている。
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